どーも、すぐるです。
今回はこちらの本を紹介します。
僕は、高校・大学と野球をしており、その一環として食事について学んでいたため、
(専門ではありませんが、)人並み以上の知識はあると思っていました。笑
しかしこの本を読むと、今までの常識がものすごい勢いで覆えされましたので
以下に当てはまる方は、ぜひ読んでください!!!
こんな方におすすめ
- 食事に興味のある方
- 健康に気を遣っている方
- パフォーマンスを高めたいビジネスパーソン
- 常識に捕われたくない方
- 新しい知識・考え方を学びたい方
Contents
この本から学べること
これまでの常識には覆されたものがたくさんある
テレビで紹介されている健康法や、巷で有名な食事法、
それから、○○は体に良いらしい、という話などよくありますよね。
- 疲れた時は糖分を摂れ
- 食休みは大切
- 脂肪を摂取するから太る
- チョコやナッツはニキビの原因となる
- ダイエットすると筋肉が落ちる
- ダイエットにはカロリー制限が有効だ
- 人間ドックは癌の早期発見のためうけるべき
このあたりでしょうか。この本ではこれらは全て現在の研究では間違った知識だと紹介されています。
これまで、学校の先生・親・テレビの健康番組などで得た常識とは全く違うのではないでしょうか。
他にもたくさん紹介されています。
ここまで常識を覆されるともはや快感になるかもしれません。笑
この本の最大の主張
「医者が教える食事術 最強の教科書」、「医者が教える食事術2 実践バイブル」の
共通の主張は、「体の不調の9割は糖質の過剰摂取が原因」です。
簡単ですが、このような流れです。
- 大量の糖質を摂取すると血糖値が急上昇します。
- 人間の脳が気持ち良くなり、「ハイ」な気分になります。(←これを至福点と呼びます。)
- 体は血糖値を下げるためにインスリンというホルモンを分泌します。
- 3により、血糖値は急降下します。
これこそが体に大きく影響を与えます。
昼食後って眠くなりますよね?これこそ、血糖値の急上昇後の急降下が原因です。
きっと心当たりがあるのではないでしょうか?
さらに、「また『ハイ』な気分に戻りたい!!」と感じると甘いものを食べようとします。
このように糖分摂取を止められなくなり、負のスパイラルになると、糖質中毒に陥ってしまいます。
資本主義社会の原理に問題が隠されている!?
著者の牧田善二さんは糖尿病の専門医なのですが、資本主義経済に対しても苦言を呈しています。
糖分が大量に含まれている飲料・食糧を作っている大半は大手食品メーカーです。
当然、利益を得るために活動しています。
そこで最大の顧客となるのが「繰り返し商品を買ってくれる顧客」です。
お気づきでしょうか。糖質中毒に陥った人は繰り返し買うんです。何回も。
前述の通り、人間は糖分を摂取すると幸せな気分になるのです。
だから繰り返し買ってしまうのです。
自らの健康を蝕んでいることを知らずにです。。。。
企業は設けるために、大量に糖分の入った食べ物を売っているのです。
ちょっと怖い話ですよね 😥
「この商品は体に良い」と宣伝されていたとしても、企業の利益のために、
都合の良いことだけを紹介している側面もあることを理解しておきましょう。
長生きして幸せな人生を歩もう
この本の構成はこのようになっています。
- 間違った知識の紹介
- 人間本来のDNAに即した正しい栄養の摂り方
- 食材別の食べ方の紹介
- 肥満・病気の予防方法
- 長生きするための方法・考え方
単なる食事術だけでなく、長生きして幸せな人生を送ることを目的として
医学的観点からも正しい医療との向き合い方も紹介されています。
これから健康で長生きするためには、
このようなことが大切なのではないかと思います。
常に新しい情報を得て、何が正しいのかを自分で判断する力が必要。
食事・健康については現在も多くの機関で研究が進んでいます。
5年後、10年後、さらに数十年後には全く新しい常識が生まれているかもしれません。
しかし過去の常識に捕われていて損をするのは自分です。
自分の身を守るためにも、家族や大切な人の健康を守るためにも
より多くの正しい情報を手に入れられるよう心がけましょう。
まとめ
この本を読むことで食事・健康に対する意識が大きく変わると思います。
これまでなんとなく食べていたけどやめよう、
これは意識して多く摂るように心がけよう、など。
それに、間違った情報が一人歩きしたり、新しい情報がどんどん出てきたりと、
何が正しい情報で、何が間違っている情報なのか判断することは非常に難しいことです。
だからこそ自ら進んで情報を入手する姿勢が必要だと改めて実感しています。
これからは、人生100年時代と呼ばれていることもあり、できるだけ健康な体で長生きしたいですよね。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。
ぜひ読んでみてくださいね。目から鱗ばかりだと思います。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
今回は以上となります。ではまた。
すぐる。