どーも、すぐるです。
今回は、日常生活でも聞くことが多くなったSDGsの基本と誰でもいますぐできること5つを紹介します。
先日電車で見かけたのですが、某大手学習塾の広告の例題にもSDGsの問題が掲載されていました。
それくらい小学生、中学生でも学ぶべきであるのがSDGsです。
いま20代の人は学生時代には聞いたこともない言葉だとは思いますが、今では常識になりつつあります。
僕は社会人になって初めてこの言葉を知りました。
この記事を読んで少しでも興味を持ってくれたら嬉しく思います。
こんな方におすすめ
- SGDsをそもそも知らない方
- SDGsを聞いたことはあるがよく理解できていない方
- 具体的な行動までできていない方
- 企業価値を高めたい経営者
- 全てのビジネスパーソン
Contents
今さら聞けないSDGs基本とは?
SDGsとは?
SDGsとは、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことです。
読み方は「エスディージーズ」と読みます。(エスディージーエスではありません。)
環境・社会・経済の3つが調和した状態を目指すため、世界が直面している問題に対して17の目標と169のターゲットから構成されています。
これらを全て覚えるのは難しいので、まずは「環境問題・社会問題・経済問題の3つを解決するための取り組みとその目標」であると覚えておきましょう。
SDGsの17項目の目標とは?
以下の17の目標が設定されています。
全てを覚える必要まではないと思いますが、こんなのがあるんだ〜くらいおおまかには知っておきましょう。
外務省HPより
2 飢餓をゼロ
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
ちなみに最近よく見かけるこちらのバッヂの色17項目の色から構成されています。
世界の達成状況は?
毎年、達成度ランキングが発表されているのですが、現在の世界各国の達成状況は?というと、2019年版では、以下の通りです。
1位 デンマーク
2位 スウェーデン
3位 フィンランド
4位 フランス
5位 オーストリア
このようにヨーロッパ圏の国が占めています。
しかし、ランキングが高い国が17の目標の全てでポイントが高いかとなるとそうではなく、課題のある項目もあるようです。
アメリカが35位、中国が39位となっています。
日本の達成度は?
続いて、日本のSDGs達成度ですが、世界15位とまずまずです。
しかし、主要先進国の中でジェンダーギャップにおいては最下位と積極的に取り組むべき問題はまだまだたくさんあります。
一方で、目標4の「質の高い教育をみんなに」と目標9の「産業と技術革新の基盤を作ろう」では目標を達成しています。
誰でも今すぐできる7つのこと
SDGsを知る・理解しよう
まずはSDGsを知りましょう。興味をもつようにしましょう。
知らなければ何も行動できないので、本・インターネット・YouTubeでSDGsについて調べてみてはいかがでしょうか。
17の目標は紹介した通りですが、169のターゲットはぜひ自分で調べてみてください。
僕のオススメ書籍は「見るだけノート」です。リンクは本記事の一番下に貼ります。
YouTubeでもわかりやすく解説してくれている動画はたくさんありますが、中でもYouTube大学あっちゃんの講義は面白いのでおすすめです。
両学長リベラルアーツ大学でも紹介されています。この動画も大変勉強になります。
日常生活から取り組もう
電気の無駄遣いを無くそう
部屋の電気、暖房・冷房、見ないテレビ、使っていないパソコンなど、不要な電気は節約するようにしましょう。
コロナの影響で自宅にいる時間が長くなりますが、気をつけたいものです。
レジ袋を持参しよう
最近だとコンビニやスーパーでは1枚3円とかでレジ袋が売られています。
3円だからいいやと言わずにマイバックを使うようにしましょう。
またはレジ袋をカバンに1つストックしておきましょう。
環境にやさしい取り組みをしている企業の製品を購入しよう
日用品のパッケージは再生可能資源を使用しているものが多く販売されています。
できるだけ環境問題へ積極的に取り組んでいる企業や、ESG投資を積極的に行っている企業の商品を買ったり、サービスを使うようにしましょう。
誹謗中傷をなくそう
SNSや動画サイトでの誹謗中傷が多くニュースにも取り上げられるようになりました。
オフラインでの実生活でもオンライン上でも他人の悪口や誹謗中傷は必ずやめましょう。
ジェンダー平等の実現を心がけよう
先にも紹介しましたが、日本のジェンダーギャップは先進国最下位となっています。
「男は○○だから」とか「女は□□しろ」なんていう言葉もまだまだあると思います。
無意識のうちに公の場で言わないよう気をつけましょう。
(どこかの元大臣みたいに・・・)
また、〇〇ハラスメントなども、ここ最近でよく聞かれるようになったと思います。
LGBTへの理解も深め、無意識のうちに差別的な発言をしないよう気をつけたいものです。
発信しよう
行動しないといけないこと、行動を変えないといけないこと、行動しないようにすべきことの3種類があると思います。
普段の生活で自分自身が行動できるようになったら(もしくは行動を始めたら)周囲の人にも教えてみてください。
SNSやブログで発信するのも良いかもしれません。
企業や自治体も率先して取り組む必要がある
SDGsは企業価値を測る一つの大きな指標ともなっています。
企業としても、企業価値を高める重要な指標となるので、利益も追い求めるだけなく、SDGsへの取り組みも必要となります。
反対に経営者が無関心だと消費者から指示をされなくなったりと、時代に取り残されてしまう危険性も孕みます。
一方で、SDGsビジネスも海外でも日本企業でも進められており、注目されています。
参考書籍の紹介
SDGs 見るだけノート
この本は、各項目が分かりやすく解説されていますので、SDGsの入門書としておすすめです。
見るだけノートは個人的に非常にオススメです。この記事もあわせてどうぞ。
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【見るだけノート】初心者におすすめの参考書とは?【全冊読破する価値あり】
続きを見る
余談
この本1冊だけ読んでこの記事を書こうと思ったのですが、なかなか進まず理解してるつもりでも本質を理解するのは難しいなと思いました。
いろいろな人の意見も聞いてみようと思い、上記でも紹介したあっちゃんのYouTubeの他にも複数の方の動画を見ました。
その中には「知らないと恥ずかしい」と言っている人もいれば、「日本にSDGsは意味ない」とか「中国がやれば全て解決する」なんて言う人やコメントもありました。
しかし僕の意見としてはSDGsにしっかり取り組むべきと言う結論にたどり着きました。
理由は、193か国の代表者が考え抜き、人類が長く幸せに生きるために出した目標だからです。(両学長の動画の最後にも言われていました。)
仮に、それを実行しても、人類が不幸になるのであれば、SDGsなんて言う前に人類はとっくに破滅しているはずです。
中国がやれば日本はやらなくていいのか?と言われてもそういうわけではないはずです。
かなり意見が分かれるSDGsですが、まずは知ることからはじめてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
今回は以上となります。
ではまた。
すぐる