どーも、学生時代は野球に没頭していました、すぐるです。
冒頭の言葉は中学校の時に、野球部のコーチに言われた言葉です。
ひどい言葉です。中学生に向かって「そんなもん」だなんて。笑
しかし、この言葉は僕に大きな影響を与えました。
今でも非常に印象に残っていますし、
この言葉をいただけて本当によかったなと思っています。感謝!!
なので今回はこの言葉とエピソードを紹介します。
前向きに考えるきっかけとなれば嬉しく思います。
当時の状況
中学校では3年間野球部に所属し、3年の時にはキャプテンを務めていました。
チームの中では誰よりも努力している自信がありましたし、
それまでの大会や練習試合でも結果も出していましたので、チームを引っ張っている自負もありました。
誇らしげに語れるような実績はありませんが、
チームも地区ではそこそこ勝てているチームでした。(そこそこです。笑)
そんな中で迎えた最後の夏です。中学校3年の最後の夏の大会の1回戦です。
中学校の大会は高校野球より全然早く始まるので6月の1週目でした。
(たしか6月5日とかだった気がします。)
相手は隣の中学校で、知っている友達も何人かいたので、お互いの実力は何となく分かっていました。
秋・春の結果を見ても「まあ勝てるだろう」と思ってました。
結果は、2-0の完封負けです。
原因は、ショートを守っていた僕のエラーからの失点です。
何でもないゴロをファーストへ大暴投しました。
攻撃面では、僕と後輩のヒットの合計2本のみです。チームは完璧に抑えられました。
まさか負けるなんて思っていなかったので、めちゃくちゃ悔しかったです。
「え?もう中学野球終わり?」みたいな。。。
そんなことを考えているとエースの同級生が泣いていて、
周りを見るとみんな下を向いてました。
なんか申し訳ないと言うか、キャプテンなのに情けないというか。。。
そこで僕に対してコーチが小さな声で言いました。
「野球なんてそんなもん、人生そんなもん」
この言葉の意味
このコーチは、僕たちが努力していることを非常に評価してくれていました。
普段は会社勤務の方ですが、土日は毎日のようにグランドへ来て、
ノックを打ってくれたり、野球を深く細かく教えてくれたり、しっかりと向き合ってくれる方でした。
そんな方に言われたので、スッと心に入ってきました。
見ず知らずの人にこのタイミングで言われたらさすがにひどい!と思ったはずです。笑
ちゃんとした意味は聞いてませんし、コーチが僕に対して言ったことすらも
覚えているかわかりませんが、自分なりに解釈しています。
どんなに努力しても結果が出ない時はある。
どんなに勝てる自信があっても負ける時は負ける。
しかし、それを引きずっても何の意味もない。
だから前を向いて、次の目標に向かって行動しろ。
こういう意味だと捉えています。
中学生にかける言葉って普通は「よくやった!よく頑張った!!」だと思うんです。
そんな中でこの言葉・考え方を教えてくれたコーチには本当に感謝しています。
結果を出すことの難しさ
もちろん、結果は出すべきだと思っています。
結果を出すために努力するわけですし、はじめから諦めるのはよくないと思っています。
全力で準備をし、これ以上はできない!と言えるところまで取り組むことが大切だと思います。
そこまで取り組んだとしても結果が出ないときはあると思います。
それから僕は、高校・大学と野球を続けましたが、結果が出ない時ももちろんありました。
就職活動でも、どんなに準備して望んだ面接でも落ちる時は落ちます。
社会人になってからも、全力で取り組んでいる仕事でも失敗する時はあります。
そんな時は、「そんなもん」だと、この言葉を思い出すようにしています。
最後に
大切なことは、
- 目標に向かって全力で取り組む
- それでも結果が出なかったら「そんなもん」だと考える
- その結果をしっかりと受け止めて反省・改善する
- 次の目標に向かって全力で取り組む
だと思います。
たとえ、結果が出なくても、全力で取り組んだからこそ得られるものってあると思います。
(もちろん結果は出したほうがいいです。)
しかし、結果が出なかった時にはこのように考えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は以上となります。
ではまた。
すぐる。