どーも、すぐるです。
2021年2月に読んだ本の書評&感想をまとめました。
2月もビジネス書、小説を中心に読むことができ、そのなかでも、「推し、燃ゆ」は本屋大賞ノミネート作品、芥川賞受賞作ということで、以前から読みたかった1冊でした。
Contents
2021年2月読書記録
推し、燃ゆ
第164回芥川龍之介賞受賞、2021年本屋大賞ノミネートなど、最近の話題のベストセラーということで前から読みたかった1冊でした。
「推し」に依存・執着し、人生の全てを投げ出して推す生活を送る
主人公のあかりに全く共感できない人もいれば、ものすごく共感できる人もいるのではないかと思います。
正直、私はあまり共感できた方ではないと思いますが、リアルな描写や比喩表現などで後半は特に引き込まれました。
ページ数は少ないですが、濃密な作品です。
「推し」がいる人や若い人にはぜひ読んでみてください。
人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
題名の通り、自分自身にこれから起こりうる問題に対するヒントは、すでに本に書かれているということです。
悩むことは誰しもあると思いますが、どうせ、どこかの誰かが同じ悩みを持っていたことでしょう。
そして必ず本で解決法を紹介されていることでしょう。
つまり、多くの本を読むことで人生の選択肢は大きく広がるのではないでしょうか。
実際に僕もそう思うことが多くなりました。
だからこそ、若いうちにたくさん読書をしておきたいと改めて感じます。
この本は読書することの意味・楽しさ・面白さ・趣深さを様々な角度から教えてくれます。
あまり読書が得意でない方やマンネリ化してしまった方にはおすすめです。
きっと読者それぞれの本の読み方を吸収できることでしょう。
世界で一番素敵な聖書の教室
「世界一のベストセラーは聖書」
ということで聖書について学んでみようと思い、読んでみました。
この本の特徴は実際の写真がメインで載っており、その解説として文章が少しあります。
聖書と聞くと長い文章が・・・というイメージがありますが、
この本であればどんな方でも楽しめると思います。
それに、一度は見たことのあるような有名な絵画や、一度は聞いたことのあるような有名なエピソードが紹介されています。
最後の晩餐やバベルの塔のエピソードも面白かったです。
ちなみに、聖書は英語で「the Bible」と呼ぶんですね。
これからも継続的に教養を養いたいものです。
いつかコロナが収まったら、世界の名所に行ってみたいものです。
SDGs 見るだけノート
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことです。
地球全体の環境問題・社会問題・経済の問題に対して、17の目標と169のターゲットから構成されています。
日本のSDGs達成度は世界15位とまずまずですが、
ジェンダーギャップにおいては、主要先進国の中で最下位と積極的に取り組むべき問題はまだまだたくさんあります。
企業としても、企業価値を高める重要な指標となるので、利益も追い求めるだけなく、SDGsへの取り組みも必要となります。
反対に経営者が無関心だと、消費者から指示をされなくなったりと、時代に取り残されてしまう危険性も孕みます。
一方で、SDGsビジネスも海外でも日本企業でも進められており、注目されています。
この本は、各項目が分かりやすく解説されていますので、SDGsの入門書としておすすめです。
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【SDGs見るだけノート】今さら聞けないSDGsの基本と今すぐできること5つを解説
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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
高校生、大学生、若手社会人にオススメの1冊です。
お金について解説されている本はたくさんありますが、自分自身を守る方法を知るという点では、この方が1番かと思います。
(追記:↑というのも、友達が投資詐欺の話を持ちかけられたときに、この本で詐欺について紹介されているパートを教えたところ、納得してくれたという実体験があります。)
貯める、節約する、増やすだけでなく、
キャリア、借金、破産、金融詐欺、保険、税金、社会福祉、法律と契約、などの生活にお金が絡む多くの場面が網羅されています。
私自身もアメリカのように日本でも学生時代にお金について学ぶ機会を設けるべきだとずっと思っています。
もしかしたらしなくていい失敗をせずに済んだかもしれないと、自分自身で思うところがあるからです。笑
この本は、実際のアメリカの法律、制度などの実情をベースに書かれていますので、日本に置き換えて、ドルは円に換算して読んでみてください。
ちなみにお金について学ぶならこちらの動画がオススメです。
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【貯金 投資 節約】オススメ本8選 若いうちからお金の勉強を始めよう
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リーダーの仮面
若手リーダーや中間管理職向けの1冊です。
識学という学問を基礎に、リーダーの仮面(ルール、位置、利益、結果、成長の5つのポイント)にフォーカスし、
メンバーの成長と成果を最大化するための方法が解説されています。
読みやすいのでリーダーだけでなく組織で働く人全てにとって、読む価値のある本だと思います。
個人的にオススメのリーダーシップを学ぶ本はこちらです。
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【最高のリーダーは何もしない】内向的な人こそ目指すリーダー像とは?
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東大思考
頭の良さとは、思考回路と物事を捉える解像度が高いとのことです。
周囲に「この人頭良いな〜」と感じる人がいると思いますが、この本からヒントが得られると思います。
記憶力、要約力、説明力、ひらめき力、問題解決力などの生まれつきの能力かとつい思ってしまう能力を向上させる思考法が解説されています。
それらは、関連付け、知識の変換、原因探し、背景のキャッチ、ミクロとマクロの行き来といった、誰でもやればできることの積み重ねとのことです。
それが常に出来ること自体がすごいことなんですけどね。笑
この本を読むことで、少しずつでも身につけられるようになると思います。
本途中に載っている、オススメ本の紹介や、プチ「日常の解像度」トレーニングなんかも面白いです。
東大読書【公式】Twitterのアカウントはこちらです。
本日発売の『東大思考』が手元に届いたので、約30秒でご紹介したいと思います!
分かりやすい解説はもちろん、自分で考える問題も多いので、「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく😎
『東大思考』本日7/31(金)発売です!#東大読書 #東大思考 pic.twitter.com/vOH7PcBPIW— 東大読書【公式】 (@todai_dokusho) July 31, 2020
営業はいらない
表紙をご覧の通り、インパクトのあるタイトルに興味を持ち、読んでみました。
個人的に印象に残った要点をまとめました。
・買い手、売り手の双方にメリットが無い押し売りなどの強引な営業手法は淘汰される
・優れたマーケティング戦略による営業不要のビジネスモデルで成功している企業がたくさんある。
・テクノロジーの進化で営業が不要。
理由はAmazonなどのECサイトにより顧客が自ら調べられるようになったこと。それからセールステックツールを駆使した効率的な手法が実現可能になったこと。
さらにインサイドセールスの台頭により訪問型営業はすでにいらなくなったこと。コロナ禍での外出制限がこの流れをより早めていること。
・今すぐに営業がなくなるわけではないが、経営者やコンサルタントとして生きる道を視野に入れておく必要があること。
現在営業職の人は、一度読んでみることをオススメします。
難しいことは分かりませんが、英語が話せる方法を教えてください
この本は題名の通り、英語を難しく考えすぎずに、とりあえず簡単な会話ができるようになろうというコンセプトです。
TOEICや受験勉強のような勉強方法は会話するためには遠回りとなります。
(誰しも薄々は感じているとは思います。。笑
そのような点をバッサリ言ってくれる痛快なところが、この本の良いところだと思います。)
具体的には以下のような「釣竿」表現+ジェスチャーで表現力をアップさせる
・May I have 〜?
・Sorry?
・Would you?
・I have problem here.
他にもオハコトークやペラペラビジネス編も勉強になりました。字幕版で洋画を見たりすることも有効です。
まとめ
ジャンルは固定せず、興味を持った本から読むようにしており、2月も読書を楽しめたと思います。
3月も緊急事態宣言が長引きそうなので、家で読書する時間がとれそうですね。
今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた。すぐる。
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