どーも、すぐるです。
2022年に読んだ本の書評&感想をまとめました。
ビジネス書を多く読んだ1年となりました。
特に読んで良かったと感じている厳選11冊を紹介します。一冊でも興味を持っていただければ嬉しく思います。
Contents
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
メモ
出版社:KADOKAWA
著者 :森岡毅
発売日:2016年4月23日
ページ数:264ページ
2022年1月にテレビで「日曜日の初耳学」で森岡毅さんのインタビューを見て、そこでのUSJのV字回復した方法や話す熱量に対して非常に刺激を受けました。
そこで本も読んだところ大変勉強になったので紹介します。
マーケティングの教科書のような1冊です。理解しやすいように具体例も用いて解説されているので初心者にもオススメです。
そしてUSJの成功の秘密はマーケティングにありというこで、
USJを劇的にV字回復をさせた考え方にも触れられており、俗説を疑い数字に基づいた判断は本当に興味深かったです。
また、キャリアの築き方、仕事への情熱、人間としての前向きな生きかたなど様々なことに刺激を受けました。
どんなビジネスパーソンにとってもマーケティング思考は欠かせないスキルだと思いますので、ぜひ読んでみてください。
苦しかった時の話をしようか
メモ
出版社:ダイヤモンド社
著者 :森岡毅
発売日:2019年4月10日
ページ数:288ページ
自分の強みをどのように見つけ、伸ばし、磨いていくのか、向いている職業の探し方なども非常に勉強になりました。
やりたいことが分からない、自分の強みが分からない、という方にはオススメです。
Tの人、Cの人、Lの人という分類は職能を選択する上で非常に重要だと感じました。
著者が就職前の娘に向けて書いたというのが当初の内容ですが、キャリアに悩む全ての人に役立つ内容です。
usjを劇的に変えたたった1つの考え方 に続き、読みがいのある1冊でした。
こうして社員は、やる気を失っていく
メモ
出版社:日本実業出版社
著者 :松岡保昌
発売日:2022年5月1日
ページ数:290ページ
会社や上司は社員のモチベーションを上げることに集中して取り組むが、先に大切なのは「モチベーションを下げる要因を取り除くこと」だと解説されています。
いまだに長時間労働が美徳とされていたり、あまり女性が出世しない組織だったり、
管理職が逆ロールモデルだったり、と、確かに多くの会社でもまだ見られることがあるのではないでしょうか。
「最近の若者は〜」なんて言われますが、
実は若手ではなく会社の仕組みの問題なんてことがあるのではないでしょうか。
一方で若手社員からしてもそう言われても困りますけど!なんて思うこともありますよね。笑
自分自身がやる気が出ないことで悩んでいる方も実は自分自身よりも環境のせいだと気づくこともあるかもしれませんね。
まずはやる気が出ない原因を知ることから始めると良いかもしれません。
どこの会社も同じようにやる気がない人がいるという悩みは尽きないのではないかなとも思いました。
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「こうして社員は、やる気を失っていく」やる気が出ないのは自分のせいではない!?
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付加価値のつくりかた
メモ
出版社:かんき出版
著者 :田尻望
発売日:2022年11月9日
ページ数:215ページ
キーエンスの高利益率と徹底された生産性は有名ですよね。なぜそのような成果を出せるのかはずっと気になっていたためこの本を読みました。
本当に価値あることは何か、その価値を高めるにはどうしたら良いかを考えるきっかけとなり、特に営業・マーケティング関連の職種と経営者にとっては非常に大切な考え方が学べる1冊です。
価値と付加価値の定義と、仕事の時間を増やし、作業の時間を減らすことの重要性を感じました。
営業の目的とは、お客さまに最適な意思決定をしていただくためのサポートをすることであり、決してモノやサービスを売ることが目的でない、という言葉が非常に刺さりました。
最後には、付加価値が低いことで生きづらさを感じてしまう負のスパイラルに陥る危うさも提言されており、まさにこれが日本の企業で賃上げされない理由なのではないかなと感じました。
DX戦略見るだけノート
メモ
出版社:宝島社
著者 :内山 悟志
発売日:2021年11月15日
ページ数:221ページ
DXとは?という基本的な知識から実際の成功例までイラストを用いてわかりやすく説明されています。
陥りやすいワナや勘違いしがちな箇所も解説されていました。
正直、DXの言葉を聞く機会はたくさんありましたが、概念が大きくてイメージしずらかったです。
ただ、実際にDXを提案・推進する立場でなくても知っていて損はないと思います。
この1冊を読んで完璧に理解できたとは思ってませんが、一度読んでよかったと思います。
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「静かな人」の戦略書
メモ
出版社:ダイヤモンド社
著者 :ジル・チャン
発売日:2022年6月29日
ページ数:303ページ
外交型の人だけが成功できるわけではなく、内向型の人でも自分の特性を理解し、
自分なりのルールや戦略を作り、徹底した準備をすることで桁外れの成功を掴める可能性があることを感じることができます。
ポテンシャルを秘めているからこそ膨大な努力が必要とも感じました。
ジョークや経験談は文化の違いを感じるところもありましたが、
内向的な人はこの本を読むことで自己肯定感を持てるようになると思います。
最近では内向型の人の方がリーダーに向いているだとか、成功する大きな可能性を秘めているなどと言われることも多いと思います。
自分自身が内向型と感じている人はヒントがたくさん有ると思いますのでぜひ読んでみてください。
AI分析でわかった トップ5%社員の時間術
メモ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者 :越川 慎司
発売日:2022年5月27日
ページ数:222ページ
時間術が紹介されている本はたくさんありますが、実際に結果を出している人の行動を分析して数値化している点にこの本は説得力があると思います。
95%社員が良かれと思ってやってしまう「逆効果の時間術」のコーナーも紹介されており、考え直すきっかけになりました。
ショートカットキーを必死に覚える、テレワークだとさぼるから出社する、の2つにあてはまる人はけっこう身近にたくさんいるのではないでしょうか?笑
この「トップ5%社員シリーズ」は読みやすく面白いのでおすすめです。
このシリーズはどれもKindle Unlimitedでも読めるので加入している方はお得に読むことができます。
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【Kindle Unlimited】愛用するオススメ読書ツールの紹介
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ミステリと言う勿れ
メモ
出版社:小学館
著者 :田村 由美
発売日:2018年1月18日〜
ページ数:全12巻(2023年1月現在)
漫画もドラマも非常に面白かったので唯一漫画のランクインです。
2022年1~3月に放送されていた菅田将暉さん主演のドラマの前に、漫画を全部読んで予習をしました。
主人公の天然パーマの大学生の整くんは独特で数々の名言にも注目です。
もしも徳川家康が総理大臣になったら
メモ
出版社:サンマーク出版
著者 :眞邊 明人
発売日:2022年5月27日
ページ数:420ページ
新型コロナウイルスにより首相が死亡し、政府はAIとホログラムにより日本の歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる計画を実行するところから物語が始まります。
総理大臣には徳川家康、経済産業大臣に織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、官房長官に坂本龍馬など、時代関係なく日本の偉人が各ポジションに就その偉人たちは続々と政策を実行していきます。
政治・歴史エンターテイメントとして楽しめる作品かつ、今の日本の政治にも一石を投じる内容です。
坂本龍馬の土佐弁が絶妙でクセになる
運動脳
メモ
出版社:サンマーク出版
著者 :
発売日:2022年8月19日
ページ数:366ページ
結論は、体を動かすほど脳に良い影響を与えることはない、だから運動しましょうという内容です。
人間の脳は原始人のサバンナにいる1万年前からほぼ変化しておらず、運動には集中力アップ、ストレス減少、記憶力向上の効果があります。
スマホ脳、最強脳、ストレス脳、もオススメです。
経営12ヵ条
メモ
出版社:日経BP
著者 :稲盛 和夫
発売日:2022年9月7日
ページ数:179ページ
「フィロソフィ」
経営の原理原則を12箇条にまとめられています。
まず、事業の「目的」や「意義」を明確にすること、それから達成することに対しての願望を強く持つこと、
そしてどんな困難でも明るく前向きに立ち向かおうという基本的な姿勢から紹介されています。
経営者のみならず全ての人が一度読無価値がある本です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ひとつでも興味を持っていただいた本があれば嬉しく思います。
2023年もたくさんの良書と出会いたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた、すぐる。